純正と汎用

Lightroomで現像

この三日ばかり、改めてLightroomの使い方を勉強中。Photoshopのチュートリアルも少しずつ見ていますが、やはり使い慣れないぶん一度見ただけでは覚えられそうもありません。まずはLightroomが使いこなせるようになってから、Photoshopを覚えるのが良さそうです。

色々なカメラでRAW撮影ばかりしてきたので、メーカー製RAW現像ソフトよりも汎用RAW現像ソフトの方がお気楽。でもメーカー純正RAW現像ソフトには汎用にはないメリットもあるわけで…久しぶりに使ってみました、キヤノンのDPP。

DPPで現像

2つの画像を見比べて気になったのは精細感の違いでした。DPPは木々の葉が細かく描出されているのに、Lightroomは大雑把で団子状態に…。屋根瓦の感じもトタン屋根のように凹凸がいまひとつ。これではLightroomは再びお蔵入りなのか?

いままではここで諦めていましたが、今回はチョットだけ頑張ります。世評の高いLightroomがそれほどイケてないわけがありません。そこでシャープネスをガンガン掛けて、さらにディテールもガシガシ上げてみます。するとどうでしょう…なかなか良い感じになってきました。

なるほど、やっぱり使う人の技量によって随分と違っちゃうんだなぁ。いままで「シャープネスの掛け過ぎは論外」というよく目にする話題に固執してましたね。Lightroomのシャープネスなど弄ったこともなかったし…。でもよ~く考えてみると、使う必要があるから存在してるわけですわ…(;・∀・)

もともとRAW現像って、単なるデータから1枚の写真を作り上げる作業ですから、正解などないんですよね。もっと言えば、カメラメーカーが用意した「カメラ内RAW現像と同じ仕上がり」が目標なら、そもそもRAW現像する意味なんてないっすよね…。

といわけで、Lightroomは使う側の腕次第という事が分かったので続投です。ただ、メーカー製のRAW現像ソフトじゃないと出来ないこともあるので、両者の使い分けをしていくのがいいかな~。

自前のRAW現像ソフトを持たないメーカーのカメラは汎用ソフトに頼るしかありませんね。そういえばソニーのImage Data ConverterもWin10 Creators Updateではエラー表示で起動すらしない…ソニーさん早く対応してくださいな。